
タクシードライバーは必要な運転免許さえあれば働くことができます。
しかしどなたでも向いているとは限りません。
向き不向きには人のタイプや性格が大きく影響します。
運転と会話が好きな方にピッタリ
車を運転する仕事ですから、運転が好きな方がまずは向いています。
一日中走るということが業務内容です。
運転が嫌い、苦手では勤まりません。
運転が好きであれば、そのまま仕事の楽しさにも通じます。
道を覚えるのが好き、お客様の要望を聞いて的確なルートを導きだすことに快感やゲーム感覚を得るといった方にも向いています。
また一人で走るわけではありません。
お客様と空間を一緒にするわけですから、会話能力も求められます。
世の中いろいろな人がおり、良い人ばかりとは限りません。
機嫌が悪い人、酔っぱらっている人など、どんな人とも適切な会話を楽しむことができ、気分良く乗っていただこうという努力ができなければいけません。
たくさんの人と接するのが楽しい人に向いています。
性格からみる向き不向き
性格は運転に驚くほど影響します。
タクシーはとにかく急いで早く目的地に向かうことが最優先に思われますが、一番は安全です。
急がなくてはと追い込まれるような性格は危険な場面を生みかねません。
マイペースを守り、安全第一を考え、かつお客様に不快を与えないようにコミュニケーションを取れる穏やかな性格が向いています。
公道はたくさんの車両が走っています。
上手く走れないことにイライラするドライバーもいます。
プロドライバーとしてそれは失格です。
短気な方、せっかちな方は危険な運転になりかねません。
無謀な運転の心配がある方には向きません。